自分にとっての「楽しい作品」ってやつについて考えてみた

ハァイ私です。

近年は休日も自宅で死骸と化しているので、観劇も間隔が空いているという寂しい感じのため、舞台感想というのもなかなか書けないので、個人的な考え方について書いてみます。

いやだって他に書くこと無いねん。

 


今回は、「自分が楽しめる作品とは何か」について考えてみました。

先に断りを入れておきますが、このブログで綴るのは私個人の考えを文章化し、明記したものです。
全ての観劇ファン、劇団ファン、役者ファンなどの思考を代表して書いたものではありません。

現時点でこのブログを読んでくださる方がどの層かよくわかりませんが、まぁ多分お芝居とかそういうものを見てる方だろうなという前提で。

 

結論から言うと

①推しが輝いている

②単純に好みの要素があるかどうか

 

この2つがポイントでした。

 

 

 

「推しが輝いている」という目安


ひとくちに「面白い」と申しましても、「面白い」にはいろんな形が有ります。
例えば舞台を観る時、どんな部分に着目しているでしょうか。

・ストーリー
・役者の演技
・演出構成
・好みの作風か
・セットなど美術の作り込み

私の場合はここに「いかに推しが素晴らしいか」も入ったりしますが、それは後から来るものなのであまり重要視していません。

私は演劇・ミュージカルの口コミサイトCoRichも利用していたので、過去の自分の感想もちょっと振り返ってみます。


…………過去の己が書いてきたレビューをざっと見てみました。

圧倒的に★3つと4つが多いです。もちろん、5段階評価で、です。

私は「そう簡単に★5つけませんぞ!!」という奴で、★5は3件だけでした。
そんなんだから★4ばっかになるんだよ。


レビュー件数は少ないですが、その中からどんなものが★4★5を獲得したのか考えてみます。


…………


圧倒的に推し役者がいる作品ですね

※推しが出てなくても★4や5にしてる作品もあります

 

まぁでもね!

そんなもんですよ!!!(開き直り)


推しが輝いてる舞台の評価が低いってあんま無くない?って私は思うんです。
だって推しが輝いてんだよ?


なんて圧力かけたようなこと抜かしますが、「推しが輝いてる」って私にとっては判断材料の一つでもあると思っています。

 

推しっていうのは顔面偏差値だけで決めてるわけじゃない。
演技の素晴らしさを求めるのは、推しが役者である以上、求めて当然の要素。

 

ストーリーが面白くないのに、演技は輝くだろうか。
どう見ても低クオな衣装を纏った佇まいは、輝いて見えるだろうか。

 

「推しが出ている」のは、観に行くきっかけとしては立派な動機です。
しかし、「推しが出ている」は高評価には必ずしも繋がるわけではない。
推しは存在してるだけで輝いて見えたりしますが、舞台上での評価はまた別の話。

推しのキラキラ度は、本人の演技に加え、ストーリー、演出、美術全般などの要素で掛け算されていくのです。
つまり、推し本人以外の要素も良ければ推しの輝きは増して見える。

私の肉眼レンズはそう言っている。

 

推しが出てるからという理由で観に行った舞台はたくさんありますが、私だって推しが出てようがつまらないと感じたら素直に「つまらない」と思います。

普通に取ったチケットがたまたま最前列だったのに、退屈故に絶望的に眠くてめちゃめちゃ意識飛んでたこともあります。

 

……最前列で寝てる客とか舞台上から見えたら嫌だったろうな。
一生懸命やり切ってくださった役者さんには、本当に申し訳ないと思っています。
(その罪悪感を蹴散らすほど眠かった)

 

最前列に座ってるのに推しが目の前に出てたって「つまらないな……!!!」と感じてしまった時の悲しさはマッハで、その夜に仲間と飲んだ酒の席はとっても盛り上がりました。残酷ね。

推し……推しの演技は良かったですよ……でも輝いて見えたかというと……

 

あ、だめだ眠すぎたから綺麗な横顔しか覚えてない。

 

そんなことも有るので、推し役者が所属している劇団が箱推しになったら最高です。
自分が好みの脚本、自分が好みの演出、自分が好みの美術。
そこに推し役者と、良い演技を見せつけてくださる劇団員や共演者がいたらそりゃギンギラギンですよ。マッチもびっくりするほど全然さりげなくないくらいギンギラギンですよ。


そこまでいってようやく

「わー!!推し殺された!!!死体姿も最高!!!ウッヒョオオオオ!!!!」

と手放しでIQ2になれるんです。

 

そういう根拠があって、私は推しのキラキラ度を舞台評価の一つの基準としています。
推しのキラキラ度は「好み度」でもあるのです。


好みの作品だったら評価は高くなりますね。
次はその話です。

 

 


「好み」が評価に繋がるのは当然である


私が評価を押し上げるパターンその2があります。
1は推しが居るか居ないかです。

その2は「エンタメ性」。
私が言うエンタメ性とは、音楽やダンスのパートです。

 

時代はまだ8ミリのカセットテープ……子供の頃に腐るほど見ていた、まだセル画だったディズニー長編アニメたち。
白雪姫、美女と野獣、アラジン、ピーターパン、シンデレラ辺り。
絵本でも有名な話を基にした作品ですが、ディズニーアニメとなればミュージカル張りに歌ったり踊ったりします。

これで育った私は、作中に歌ったり踊ったりする作品が好きになっていました。
小さい頃に見た演劇で記憶に残っているのは、子供向けミュージカル「宝島」です。


歌と踊りは、聴覚と視覚に最もダイレクトに攻め入る要素ではないでしょうか。
台詞の言い回しがどうとかそういうものではなく、印象的な振付やリズムのいい音楽は、否が応でも感覚として脳へと伝わる。

ストーリーなんか今はもう全然覚えてないのに、歌とダンスのパートが好きだったがために★4をつけている作品がいくつかありました。
その時の感想を見ると、やはり歌とダンスが印象に残っていて、もうストーリーがどうだったとかいう考察をふっ飛ばして、ただただ「楽しかった!」という満足感を覚えていた当時の自分を思い出しました。


でもあれです。
歌とダンスって言っても、やっぱりこれも好きかそうでないか、完成度はどうか等あります。

歌って踊ってりゃ無条件で評価するわけではありません。

首から耳に掛けてゾワッとクるような感覚が無ければ好みではありません。

あとから何度もメロディやダンスシーンを思い出せたり、サントラが出てればサントラを買うくらいでないと。


歌とダンス以外なら、音楽と殺陣などのバトルシーンかな。
見た目が派手というのは、ダンス同様、視覚に訴えてくるものです。
格好よく戦ってたらそりゃあ印象に残るってもんで。
戦闘シーンの出来は、役者さんの力が見えるのが魅力ですね。

 

エンタメ的な部分以外だと、ストーリーが何系かかな。

前記事でもちょっと触れてますが、私は恋愛ものが苦手です。
他人の恋愛模様には基本的に興味が無いからです。
なかよしもりぼんもちゃおもマーガレットも読んでませんでした。トゥナイト2で「内容がエロい」と特集された少女コミック夏の増刊号を1度買った程度です。

 

でも、恋愛要素を起爆剤として面白く展開されていく話は好きです。
人間関係が拗れていくのとかテンション上がります。

自分がチェックしている範囲では、恋模様を描くのに徹している作品に当たったことがないので、舞台となるとどうなるのかは未見です。
もし「ザ・恋愛もの」な作品を見た場合、どんな評価をするのか、まだ自分でもわかりません。
観たうえで「好みじゃないな」と感じても、演技や美術や演出あたりを普通に評価することはできると思う。


あ、でもとある舞台作品では、

「エアアアウアウアアアーーー!!!!なんで死んじゃったんだよ彼氏ウワアアアアアア!!!!;;;;;;」

ってなったので、あれは相当楽しんで観ていたな。
戦争に繰り出された男性は戦死してしまい、女性は日本に残されたんだけど死後に幽霊として再会してて、なんかもうめっちゃアバババババってなって、語彙が死滅した挙句泣きそうだったよ私。

あれは主演お二人っていうか四人が素晴らしくてだね……話長くなるから割愛しますけど。


苦手要素があるからって敬遠しないようにはしています。
結局見たら好みだったってこともあるし、好きだと思ったらそんなに響かないことも多々。

観劇とは感覚的なものなので、実際に食べてみなけりゃわからんのです。

 

 

自分が楽しめる作品か決めるのは自分


頭で面白かったかどうかを考えるのは私にとっては二の次で、カーテンコールも終わった瞬間の満足感が最終評価になります。

あとから感想を改めて認める際にはあれこれ書きますが、一番素直な感想ってやっぱり「終わった瞬間」の気持ちなんです。

 

「いやぁ~良かったな!観にきて良かった!」 
「……さて飯食って帰るか」

 

このどちらになるか、観ないと分かりません。
他人のレビューは、技術面は参考になるものの、ストーリーがいいか悪いかは参考になりません。

ストーリー、セリフの言い回し、ギャグ要素、空気。
こればっかりは、観る側の好みというものさしでしか測ることができない。

 

周りが号泣する中、「トイレ行きたいし、いいかげん座骨痛ぇな」って思ってた時もあります。
周りが爆笑する中、「笑わせる側が自分で笑ってんじゃねぇぞ」と思ってた時もあります。

 

 好みじゃなかったら評価ブーストはかからないので、評価も★3が増えるのは必然かなという気持ちです。

演技がいい美術がいいは好み抜きでも評価できるけど、さすがに「好みじゃないけどストーリーは最高だった」って思えません。好みじゃなかったら最高じゃないと思うから。

ギャグシーンのツッコミの速さやテンポは評価できても、「自分は笑わんかったけど最高に面白いギャグだった」なんて感想は出ません。面白かったら素直に笑うから。

 

そんな感じです。

 

もうね!!!無理な感想書くのやめましたからね!!!

面白いって思ったら素直に面白かったやったぜ!!!!って気持ちで書こうって思います!!!

くらえ!今後の私の脳直感想!!!

 

以上です!

 

いい〆の言葉が見つからなかったので、私が観た中で一番好きな舞台セットの写真を貼っておきます。

 

 

刈馬演劇設計社:PLAN-05「76をめぐる暴言」より

 

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 写真撮影可だったんですよ嬉しいね